ダウンクリーニングのすすめ

ダウンをクリーニングに盛っていったときに受付で、「撥水加工はどうしますか?」と聞かれたことがある人もいるでしょう。

 

ダウンに撥水加工?どうして?と思うかもしれませんが、ダウンに撥水加工をすると色々とダウンにいいことがあるのです。

 

こちらでは、撥水加工にまつわる色々、お値段やダウンに撥水加工することのメリットについてご紹介します。

 

まずは撥水加工について知りたい!

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撥水加工について知るために、防水加工と比較しながらその特性をみてみましょう。

 

防水加工

防水加工とは、ビニールカッパ、テントなどのように生地そのものが水を通さない素材、塩化ビニール、合成ゴムでできている、もしくは衣類の繊維に樹脂で被膜を作り、水が入らないように加工してあるもののことです。

 

風や雨を防ぐことができるのですが、空気や水蒸気も通りませんので体温で蒸れやすいのです。

 

長時間防水加工されたビニールカッパを着ていて、中の衣類が水蒸気で湿ってしまい不快に感じるという事もあります。

 

撥水加工

衣類の表面にする、水をはじく加工のことを撥水加工といいます。

 

生地に撥水剤を吹き付け高温で処理することで、生地の表面張力を低下させる加工をします。これにより表面張力が大きい水は玉状になって、コロコロと転がっていきます。撥水加工は布の隙間をふさがないので、これにより水蒸気や空気を通す隙間ができ、防水加工をした服を着ているときのように蒸れることはありません。


ダウンに撥水加工をした時のメリット!

ダウンに撥水加工をすると少しの雨ならはじくことができますから、雨に濡れてダウンに輪染みができてしまうのを防ぐことができます。

 

また、その他の汚れ、ほこり、汗も付きにくくなりますので、ダウンを長持ちさせることができます。まさにダウンを大切に守ってくれる、うれしい機能なのです。

 

撥水加工をお願いするときに覚えてこきたいこと!

撥水加工はその効果を発揮できる期間に限界があります。撥水加工はダウンを着ているうちに、徐々にその撥水効果が失われてしまいます。

 

クリーニングをするのも、撥水効果が失われてしまう原因となりえます。そう考えると、ダウンをクリーニングに出すときに撥水加工をお願いすると正解!

クリーニングでダウンに撥水加工をお願いしたときにお値段を比較!

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それぞれのクリーニング店の撥水加工のお値段を比較してみました。ダウンジャケットに通常のコース、という設定で調べてみました。

 

白洋舎 標準料金の50パーセント増し、最低300円(税別) 最高2200円(税別)
ホワイト急便 400円(上着)
ファッションケア ニック おしゃれ加工(撥水溌油加工)値段がありません
うさちゃんクリーニング 324円(ジャンパー) 540円(コートサイズ)
喜久屋 324円(ジャンパー) 540円(コートサイズ)
ハッピーケアメンテナンス 3150円
エンパイヤ― 216円 (地区によって値段が多少異なります)
リネット 300円
リナビス 540円

 

撥水加工、お店によって料金がまちまちですね。ほとんどがクリーニングのオプションになっている、つまりクリーニングをお願いしたときに撥水加工をオプションで付けることができるようになっているようです。

 

クリーニングの撥水加工と撥水スプレー、どちらがいいの?

最近は撥水スプレーも数多く販売されていますので、こちらを活用している人も多いでしょう。クリーニングの撥水加工との違いはあるのでしょうか?

 

クリーニングで撥水加工をお願いすると、衣類を良く洗った、汚れの十分に落ちた状態で撥水加工を施します。これにより、撥水加工の効果が上がります。

 

また、クリーニング店で撥水加工をお願いすると、撥水剤を衣類にかけた後に全体をしっかりと乾燥機で熱しますので、撥水剤のフッ素が平らに広がり撥水の効果が出やすいといえます。

 

自分でスプレーするとムラができてしまって上手に吹きかけるのが難しい、スプレーのニオイが強くて苦手、という人もいるようです。

 

以上のことを考えますと、撥水効果という点ではクリーニングの撥水加工のほうが、効果が高いといえます。

 

また、撥水スプレーはダウンのようにサイズが大きいもの全体に吹きかけるのは難しいようです。

 

ダウンの撥水加工をクリーニングの際にお願いして、その後撥水効果が落ちてきたなと感じたら、汚れやすい部分に、例えばダウンのポケット、襟元、袖口などに撥水スプレーを使ってみるのもいいですね。

 

まとめ

撥水加工は生地の表面にする水をはじく加工のこと。布の隙間を完全にふさぎませんので、水蒸気や空気が通り蒸れることはありません。

 

ダウンの撥水加工をすると、雨をはじくのはもちろん、汚れ、汗、ほこりが付きにくくなり、ダウンが長持ちします。

 

ダウンの撥水加工をクリーニングでお願いすると、汚れを落とした後に撥水処理しますから、撥水効果が長持ちします。